季節外れのすてきな映画

『デビクロくんの恋と魔法』のDVDが家に来たので、映画を見て以来久しぶりに見ました。
私は本に関する仕事をしています。
なので主人公の光くんの職場の書店のシーンをめざとく見ていると『みさおとふくまる』の本を発見したり、
他にも何冊か知っている本があるなあとぼんやりと見ていました。
光くんを演じているのは嵐の相葉くんですが、
書店員役をかなり素敵に演じているなと見ていて気がついたシーンがありました。

書店の仕事を初めで本をカートで運んで並べる所とか、
コミケでの本を買ってくれた男性に本を渡すシーンとか、
運命の相手のソヨンさんに本を渡すシーンが、
本当に書店で働いている人の手付きをしていて、とても惚れ惚れしました。

本の仕事をしていないと、よほど本が好きでないと、
よほど几帳面でないとあんなふうに本を取り扱えないよなと思ってしまいます。
お客さんから本を渡されるとき、なかなか綺麗に揃えて渡してくれる人は少ないです。
何故か上下をばらばらにしても気にしないで渡してくる人もいます。
個人的に思いますが、その人がどういう形で本を渡してくるかによって、
その人の本に対する愛の強さがわかるような気がします。
その人にとって本とはどんな存在なのかということが。

私はとても本が好きだし、自分の心を育ててくれる尊敬すべき存在です。
本を大事に、綺麗に扱う人は本に対しての敬意を感じます。
相葉くんの本の扱い方はとても素敵でした。
この人は職業的な所作を演じるのがとても上手くできる人なんだな、
と彼の演じる色々な職業のキャラクターを見て感じます。

最後まで見てとても幸せな気持ちになる、素敵な映画でした。