Googleビデオ

Googleビデオ(Google Videos)とは、Googleが提供している無料の動画共有サイトのことで、動画検索エンジンとしても利用することができます。選択した動画を、リモートのウェブページの中に埋め込む作業を行うことができ、その際に必要なHTMLコードも提供してくれます。この点に関しては、非常にYouTubeに似ているといえるでしょう。これを使うことによって、帯域幅が狭くストレージ容量も少ないようなウェブサイトでも、動画を豊富に利用することが可能になりました。このサービスは2005年1月25日に始まり、2006年10月9日にGoogle今まで競合としていたYouTubeを買収することになりました。2007年には、Googleビデオの検索結果にYouTubeなど他の動画ホスティングサービス上で、検索クローラが見つけたコンテンツを含めることになったことを正式に発表しました。その後2009年に、Googleは動画アップロードのサービスを終了させました。従って現在では、動画検索サイトとしての機能がGoogleビデオの中心であるといえるでしょう。Googleは、Googleビデオにユーザーが投稿した動画は、2011年4月29日から再生することができなくなること発表しました。尚、動画の投稿者に対しては、動画を保存するためのダウンロードボタンをステータスページに設置したことを伝え、ダウンロードの機能も5月13日以降は無効になると掲示しました。

Googleビデオは、「自由に検索可能な動画の巨大アーカイブ」という目標を目指してスタートしました。素人ビデオやバイラル・マーケティング用広告、映画の予告編などの他にも、テレビ番組や映画本編などのプロの作成した映像を有償で配布することも、当時の大きな目的の一部として掲げていました。Google従業員による教育的講演の記録なども、Googleビデオ経由で公開されました。復職や職場復帰を目指すリワークプログラムにおいても、治療やカウンセリングなどの流れを動画などで閲覧したり、または職場復帰へ向けた軽作業の流れなどを動画などを使って教育するなど、医療や学問の分野でもGoogleビデオが役に立っています。講演は主にその従業員の出身大学で行われたものを利用したそうです。Googleのテクノロジーやソフトウェア工学に関係したテーマのものが多発表され、ソフトウェア工学分野の有名人の先駆的業績なども扱っているようです。それだけでなく、CBSやNBA、音楽ビデオ、独立系の映画など、様々なメディア企業が新たな収入の獲得手段としてGoogleビデオにコンテンツを提供してくれました。当初、大手テレビ放送会社各社(ABC、NBC、CNN)のコンテンツは無料のストリーミングが可能な形で公開されるか、少なくともスチール写真に字幕を付けたものが無料で公開されていました。さらに、アメリカ国立公文書記録管理局がGoogleビデオ上で歴史的な記録映画をオンライン公開していたのですが、このプロジェクトはこの後、中止となってしまいました。